栄冠ナイン2026の新入生スカウトでは、「奪三振力が高い」「ノビのある直球が持ち味」など、特殊能力を予想できる投手寸評があります。
一方、
- 中学では主将を務める
- 副キャプテンを務める
- 練習への取り組み姿勢が良い
という寸評からは、所持している特殊能力を特定できません。
そこで今回は、この3種類の寸評を持つ投手55人を実際にスカウトして入学時の能力を確認しました。
結果は、55人中28人、約51%が何らかの特殊能力持ちでした。
投手も「対応特殊能力なし」=能力なしではない

新入生スカウトの投手寸評には、特定の特殊能力を予想できるものがあります。
一方、今回調査した3種類は、寸評と特定の特殊能力が直接対応していません。
ただし、入学後に特殊能力を持っていないという意味ではありません。
今回の55人検証でも、寸評からは分からない青特・緑特・青赤特を持つ投手を複数確認しました。
特殊能力を予想できる投手寸評
投手のスカウト寸評には、次のような対応関係があります。
| スカウト寸評 | 対応する特殊能力 |
|---|---|
| 安定して速い球を投げられる | 球速安定 |
| 打たれても動じない | 打たれ強さBまたはA |
| 重い球質が魅力 | 重い球 |
| 緩急をつけた投球ができる | 緩急○ |
| 利き腕から対角線へ角度ある投球が魅力 | クロスファイヤー |
| 厳しい内角攻めが得意 | 内角攻め |
| 強打者相手にも臆せぬ投球 | 対強打者○ |
| キレのある変化球が持ち味 | キレ○ |
| クイックモーションが良い | クイックBまたはA |
| けん制動作が早い | 牽制○ |
| 尻上がりに調子を上げる | 尻上がり |
| 奪三振力が高い | 奪三振 |
| 球持ちの良さがウリ | 球持ち○ |
| 中学生とは思えない威圧感 | 威圧感(投手) |
| 直球と変化球が見分けづらいフォーム | リリース○ |
| 直球にジャイロ回転がかかる | ジャイロボール |
| 疲れ知らずの投球が魅力 | 根性○ |
| 闘志あふれる投球が特徴的 | 闘志 |
| ド真ん中への失投が少ない | 逃げ球 |
| ノビのある直球が持ち味 | ノビBまたはA |
| 低めへの制球が良い | 低め○ |
| 左打者を苦にしない | 対左打者BまたはA |
| ピンチの場面に強い | 対ピンチBまたはA |
| 味方打線の援護を呼び込む投球 | 勝ち運 |
たとえば、「奪三振力が高い」という寸評なら、入学前の段階で奪三振の所持を予想できます。
一方、「中学では主将を務める」など、特定の特殊能力と対応していない寸評では、入学するまで実際の所持能力を判断できません。
次に、このような投手55人を実際にスカウトした結果を見ていきます。
投手55人を実機検証|特殊能力ありは約51%
今回の検証では、3種類の寸評を持つ投手55人を実際にスカウトしました。
結果は次のとおりです。
| 結果 | 人数 | 実測率 |
|---|---|---|
| 特殊能力あり | 28人 | 約51% |
| 特殊能力なし | 27人 | 約49% |
| 合計 | 55人 | 100% |
今回の検証では、半数をわずかに上回る28人が何らかの特殊能力を持って入学しました。
青特殊能力だけでなく、調子安定などの緑特や、ゴロピッチャーなどの青赤特も「特殊能力あり」として集計しています。
寸評から判別できない投手特殊能力を実機検証
ここでは、寸評から判別できない特殊能力と、実機で所持を確認できた能力を順番に見ていきます。
寸評から判別できない特殊能力一覧
スカウトの寸評に現れない特殊能力は次の通りです。
| 特殊能力 | 効果 |
|---|---|
| 回またぎ○ | リリーフ登板でイニングをまたいでも疲れにくくなる |
| 緊急登板○ | イニングの途中で登板すると能力が上がる |
| 対ランナー○ | ランナーが一塁、または一・三塁にいるときに投手能力が上がる |
| 打球反応○ | ピッチャー返しをさばくのがうまくなる |
| 立ち上がり○ | 試合序盤の立ち上がりが良くなる |
| 投打躍動 | 好投しているほど打撃に、ヒットを打つほど投球に好影響を及ぼす |
| ナチュラルシュート | ストレートが常に微妙にシュート方向へ変化する |
| 真っスラ | ストレートが常に微妙にスライド方向へ変化する |
| 要所○ | 勝利のかかった大事な場面で投手能力が上がる |
| ストライク先行 | 初球のコントロールが上がる |
| 安全圏○ | プレッシャーのかからない状態で力を発揮する |
| 火消し | 失点されたイニングに走者がいる状態で登板すると、球速と変化量が上がる |
| 存在感(投手) | 登板時に相手打者へプレッシャーを与える |
| 調子安定(投手) | ピッチングが調子の影響を受けにくくなる |
| 調子極端(投手) | ピッチングが調子の影響を受けやすくなる |
| 荒れ球 | ストレートの威力が増す一方で、ボールがブレやすくなる |
| ゴロピッチャー | 相手打者の弾道がやや下がる |
| 全開 | ピンチでスタミナ消費が増えるが、能力も上がる |
| 力配分 | 能力の低い打者に対して力を抑えて投げる |
| フライボールピッチャー | 相手打者の弾道がやや上がる |
| ポーカーフェイス | 疲れや動揺が表情に出なくなる |
投手特殊能力の中にも、スカウト画面の寸評から直接所持を判別できないものがあります。
今回の実機検証では、回またぎ○、対ランナー○、打球反応○、立ち上がり○、ナチュラルシュート、真っスラ、要所○、ストライク先行、火消しなど、複数の能力を入学時に確認しました。
入学時に実際に所持していた能力
55人の入学後の能力を確認した結果、寸評からは判別できない特殊能力を複数確認しました。
所持を確認できた能力は次のとおりです。
| 特殊能力 | 入学時の所持確認 |
|---|---|
| 回またぎ○ | 〇 |
| 緊急登板○ | 未確認 |
| 対ランナー○ | 〇 |
| 打球反応○ | 〇 |
| 立ち上がり○ | 〇 |
| 投打躍動 | 未確認 |
| ナチュラルシュート | 〇 |
| 真っスラ | 〇 |
| 要所○ | 〇 |
| ストライク先行 | 〇 |
| 安全圏○ | 〇 |
| 火消し | 〇 |
| 存在感(投手) | 〇 |
| 調子安定(投手) | 〇 |
| 調子極端(投手) | 〇 |
| 荒れ球 | 〇 |
| ゴロピッチャー | 〇 |
| 全開 | 〇 |
| 力配分 | 〇 |
| フライボールピッチャー | 〇 |
| ポーカーフェイス | 未確認 |
「未確認」は、今回の検証では確認できなかったという意味です。
入学時に所持しないと断定するものではありません。
実際に確認できた選手例
表だけでは分かりにくいため、実際に確認できた例も紹介します。
【青特殊能力2個持ち】


寸評から特殊能力を特定できない選手でも、入学後に青特殊能力を複数持っているケースを確認しています。
【存在感持ち】


「存在感」のように、スカウト画面の寸評から直接判別しにくい能力を持って入学するケースも確認できました。
この結果から、「対応する特殊能力がない寸評」だからといって、特殊能力を持っていないとは限らないことが分かります。
特殊能力なし寸評の投手はスカウトするべき?
今回の実測では約51%が何らかの特殊能力を持っていました。
そのため、
- 球速が高い
- コントロールやスタミナが高い
- 変化球が優秀
- チームに不足しているタイプ
といった投手なら、「主将」「副キャプテン」「練習への取り組み姿勢が良い」という寸評でもスカウト候補になります。
一方、奪三振やノビ、対ピンチなど特定の青特を狙いたい場合は、対応する寸評を持つ投手を優先した方が目的に合っています。
野手と投手ではどちらが特殊能力を持っていた?
今回の実機検証結果を比較すると、
| 対象 | 検証人数 | 特殊能力あり | 実測率 |
|---|---|---|---|
| 野手 | 139人 | 62人 | 約45% |
| 投手 | 55人 | 28人 | 約51% |
となりました。
野手については139人を対象に同じ条件で実機検証しています。
寸評から判別できない野手特殊能力や実例はこちらの記事でまとめています。
【栄冠ナイン2026】特殊能力なし寸評でも青特は付く?野手139人を実機検証
今回の検証では、特殊能力持ちの割合は野手44.6%、投手50.9%で、投手の方が約6.3ポイント高い結果となりました。
ただし、投手55人・野手139人と検証人数が異なるため、「投手の方が特殊能力を持ちやすい」という内部仕様までは断定できません。
まとめ|特殊能力なし寸評でも約51%が能力持ち
今回、「対応特殊能力なし」とされる3種類の寸評を持つ投手55人を実機検証しました。
結果は、
- 特殊能力あり:28人
- 特殊能力なし:27人
- 特殊能力ありの実測率:約51%
でした。
そのため、「対応特殊能力なし」という寸評だけを理由に、能力の高い投手をスカウト候補から外す必要はありません。
ただし、奪三振やノビなど特定の特殊能力を狙っている場合は、対応する寸評が表示された選手を優先する方が効率的です。


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